健診の結果に「血糖が高い」と書かれていると、不安に感じる方は多いのではないでしょうか。
「甘いものを食べすぎたせい?」
「糖尿病になってしまうのでは?」
「放っておいても大丈夫なのだろうか?」
岐阜市にある いろはなクリニック(内科・血液内科・小児科) では、健診で「高血糖」と指摘された方に向けて、総合内科専門医が、生活習慣の改善から糖尿病に対する治療まで幅広く診療を行っています。
この記事では、健診で「高血糖」と言われた時に知っておきたい基礎知識をまとめています。
- 高血糖とはどのような状態なのか
- どんな原因や病気が考えられるのか
- 放置せずに確認すべきポイントは何か
- いろはなクリニックで出来ること
これらをわかりやすく解説しながら、「高血糖」への対応をお伝えしていきます。
高血糖とはどんな状態?
血液中のブドウ糖(血糖値)が基準より高い状態を「高血糖」といいます。
- 空腹時血糖:126mg/dL以上で糖尿病型
- HbA1c:6.5%以上で糖尿病型
血糖値は食事やストレスでも一時的に上がることがありますが、持続的な高血糖は糖尿病やその予備群を示すサインです。
糖尿病は進行すると 網膜症・腎症・神経障害 の三大合併症のほか、心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる病気のリスクも高まります。
高血糖の主な原因
- 生活習慣によるもの
- 過食、特に糖質や脂質の摂りすぎ
- 運動不足
- 睡眠不足やストレス
- 体質・遺伝によるもの
- 病気や薬の影響
- ステロイド薬、ホルモン異常(クッシング症候群など)
健診で高血糖を指摘されたらどうすべき?
- 再検査で空腹時血糖やHbA1cを確認します。
- 食後高血糖を見逃さないために、75gブドウ糖負荷試験(OGTT)が必要なこともあります。
- のどが渇く、尿が多い、体重が急に減るといった症状がある場合は早急な対応が必要なサインです。
いろはなクリニックで出来ること
当院では、
- 健診結果をもとにした再検査(空腹時血糖・HbA1cなど)
- 食事・運動・睡眠など生活習慣の改善サポート
- 栄養指導や漢方を含めた幅広いアプローチ
- 薬物療法の導入
- 必要に応じて、連携医療機関(糖尿病専門医)への紹介
を行っています。
高血糖は「生活習慣からのSOS」であることが多く、早めに対応することで糖尿病の発症や進行を防ぐことができます。
まとめ
- 高血糖は「糖尿病の入り口」となる重要なサイン
- 一時的な変化と持続的な高血糖を見極めることが大切
- 放置すると合併症や動脈硬化が進み、重篤な病気につながる
- 健診で指摘されたら、生活習慣の見直しと再検査が必要
「健診で高血糖を指摘された方は、当院にご相談ください」