( 診療案内 )

健診結果で「異常あり」と言われたら

放置せず、正しく理解して対応しましょう

健康診断や人間ドックで「要精密検査」「要経過観察」「異常あり」と指摘されると、不安になる方は多いのではないでしょうか。
「このまま放っておいてもいいのかな?」
「大きな病気が隠れているのでは?」
「どのくらい急いで受診すればいいの?」

岐阜市にある いろはなクリニック(内科・血液内科・小児科)では、健診で異常を指摘された方が安心して一歩を踏み出せるよう、総合内科専門医、血液専門医が丁寧な診療を行っています。

この記事では、健診異常の意味や受診の目安、主な項目ごとの詳しい解説ページをご紹介します。

なぜ「異常」が出るのか?

健診はスクリーニング(ふるい分け)検査であり、数値が少し基準から外れただけでも「異常あり」と判定されることがあります。

  • 前日の体調や食事、睡眠不足、脱水などで一時的に数値が変動することもある
  • 必ずしも「大きな病気がある」というわけではない

しかし、繰り返し異常が出ている場合や強い異常がある場合は、病気のサインである可能性もあるため、軽視せず確認が必要です。

異常度の判定と受診目安

健診結果には以下のような判定がつきます。

判定対応の目安
異常なし検査の範囲では異常を認めません。もしくはわずかな異常が見られますが、現在は病的と考える必要はないと判断され、日常生活に差し支えはありません。
要経過観察異常が認められ、経過を観察する必要があります。自覚症状がなくとも3~6カ月の後に再検査を受けてください。
要再検査/要精密検査再検査は検査結果が本当に異常であるか、再現性を確認するためにもう1度行います。要精密検査はさらに詳しく検査を行い、病気の有無を確認します。
要治療健康診断で異常が見つかり、明らかに病気と考えられるので治療、または指導が必要です。病気により3~6カ月の定期的な経過観察が必要な場合も含まれます。

「要再検査」「要精密検査」「要治療」と判定された場合は、早めに受診することをおすすめします。

“異常あり”を見たときの4つのポイント

  1. 一時的か、持続的か
     一度きりの変化か、毎回出ている異常かで意味合いが変わります。
  2. 再検査で確認
     異常が続いているかどうか、追加の検査がで確認することが重要です。
  3. 生活習慣の影響
     食事・運動・飲酒・睡眠・ストレスが関係していることも多いです。
  4. 受診のタイミングを逃さない
     強い異常や自覚症状を伴う場合は、早めの受診、再検査が必要です。

主な健診項目の異常

詳しい解説ページを項目別にまとめています。気になる部分をクリックしてご覧ください。

血液検査の異常

肝機能の異常

腎機能の異常

生活習慣病関連

いろはなクリニックで出来ること

当院では、健診異常を指摘された方に対して、次のようなサポートを行っています。

  • 健診票の確認とわかりやすい説明
  • 再検査・追加検査(血液・尿・画像など)
  • 食事・運動・生活習慣の改善アドバイス
  • 必要に応じた薬物治療
  • 高度医療機関や専門医との連携

健診異常は「体からの大切なサイン」です。放置せず、まずは原因を一緒に確認していきましょう。

まずはご相談ください

健診結果を見て不安を感じたときは、いつでもお気軽にご相談ください。

ご予約はWeb、またはお電話でお待ちしております。